納豆

イソフラボンは合成品というのはどうして?

女性に人気のイソフラボンは、食品からはもちろんサプリメントとしても製造、販売されています。
食品の中に存在するものは天然のイソフラボンですが、サプリメントは人工的に作られているため、天然のものとは違った「化学合成品」として考えられます。
市場に出回っているサプリメントは特定の成分を凝縮してつくられる化学合成品である場合が多いです。

イソフラボンに限らず、コエンザイムやビタミンなど有名な成分の多くは人工的に一粒の錠剤や粉末となっています。
もしも合成品ではなく自然なイソフラボンを摂取したいというのであれば、豆腐や大豆製品などの食品から直接摂取する方法が最も好ましいといえます。
イソフラボンは古代より、日本人の生活に馴染み深い成分です。

というのは、醤油や納豆などの日本独自の製品は豆を使ったものが多く、私たちは和食を口にするだけで必要十分なイソフラボンを摂取できています。
現代社会は欧米型の食生活にシフトしてきていると言われますが、朝や夜にちょっと和食メニューを摂りいれるだけでも、イソフラボンを経口摂取することができます。
イソフラボンは女性ホルモンと似たようなはたらきを持っています。

そう言われると、サプリメントを飲み続けなければ!と意気込みたくなりますが、イソフラボン自体は70mg以上摂取すると過剰摂取になってしまい、逆にホルモンに悪い影響を与えるとも言われています。
つまり、サプリメントのような合成品で一生懸命補わなくても、毎日の食生活の中で適度に摂取するだけでちょうどいいのです。
もしも外出や旅行、あるいは仕事に忙しい時期など、長期間大豆製品が摂れない環境に置かれる場合はサプリメントを使った方が効率が良いでしょう。

もしくは豆乳など、すぐに必要量のイソフラボンを摂取できるドリンクを上手に利用する方法もあります。
毎日の健康と体調管理のために、ぜひ積極的にイソフラボンを摂取してみてはいかがでしょうか。

このページの先頭へ