納豆

イソフラボンの種類はどのような物が存在しているの?

大豆の中に含まれるイソフラボンは年齢、性別をとわずホルモンや体調を整える、大変すぐれた美容成分です。
サプリメントや健康食品はもちろん、ドリンクなどにもイソフラボンの効果をうたう商品が数多く登場しています。
そんなイソフラボンの1日の摂取量の目安は70mg~75mgだそうです。
大豆イソフラボンといえば一種類を指しているように考えられていますが、実は大豆イソフラボンには 「アグリコン型イソフラボン」 と 「グリコシド型イソフラボン」の二種類が存在しています。

そしてアグリコン型イソフラボンはさらに 「ダイゼイン」 「ゲニステイン」 「グリシテイン」 の三種類に分けられます。
まず、アグリコン型とグリコシド型の違いについては、周囲を糖で囲まれていないものがアグリコン型と呼ばれるものです。
少しイメージがしにくいかもしれませんが、周囲に何も囲まれていないぶん身体にイソフラボンがスムーズに吸収されます。
醤油や味噌などの食品をとれば、このアグリコン型イソフラボンが効率的に吸収できます。

また、アグリコン型イソフラボンのサプリメントなども登場しているので、状況に合わせてサプリから摂取するのも良いでしょう。
ちなみに、体内に吸収されやすいアグリコン型イソフラボンのなかでも、もっとも肥満改善に関わっているとされるものが「ダイゼイン」であると考えられています。
グリコシド型イソフラボンは、主に豆腐や納豆に含まれています。

こちらは先ほどのアグリコン型とは逆に、周囲を糖が取り囲んでいるので身体にはやや遅めに吸収されていきます。
それでも糖を分解するための分解酵素が身体に十分であれば、アグリコン型でなくても十分なはたらきをしてくれますので、若い方や代謝機能が活発な方はグリコシド型でも何ら問題はありません。
イソフラボン上手に摂る方法としては、毎日の食事のラインナップに豆腐や納豆などを加えつつ、外出先ではサプリメントを併用する方法があります。
この工夫によって、自然と大豆中心の食生活となり、自然と体内環境を整えていくことができるのではないでしょうか。

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