納豆

イソフラボンでガン予防が出来るというのはどうして?

女性ホルモンと同等の役割を果たすといわれているイソフラボン。
豆腐などの大豆製品に含まれている成分ですが、このイソフラボンを多く摂取している人は女性特有の病気をはじめ、ガンや生活習慣病にかかりにくいと言われています。
なかでも子宮ガンについては発症率が特に低いことが実験や調査によって明らかにされています。

では何故、イソフラボンがガンを予防できるのでしょうか?
大豆に含まれているイソフラボンには、「アグリコン型イソフラボン」 と 「グリコシド型イソフラボン」の二種類に分かれています。
アグリコン型イソフラボンは 「ダイゼイン」 「ゲニステイン」 「グリシテイン」 と三種類に分けられ、そのうちゲニステインというイソフラボンが、乳ガンや子宮ガンなどの発生を予防する作用を持っています。

ガンは体内において活性化する際、細胞内たんぱく質などを使って増殖していきます。
ゲニステインはそのたんぱく質にはたらきかけを行い、ガンの活性を阻害する作用があります。
ガンというのはそもそも無限に細胞が増殖することで身体の内側が侵されていく病ですが、ゲニステインにはそれを阻止する役割があるということです。
また、ゲニステインに限らずイソフラボンには抗酸化作用や抗腫瘍効果などもあるということで、普段から大豆製品を摂取することは健康のためにも非常に重要なのです。

ガン細胞は誰にでも存在するものであり、ナチュラルキラー細胞という抗体によって日々浄化されています。
しかし、年齢とともに抗体も段々減っていき、健康を損ないやすい状態へと身体は追い込まれていきます。
もちろん、生活習慣そのものが乱れている場合早いうちからガンを発症する可能性もあります。
生活習慣病にも言えることですが、食生活は人間の健康にとって大きなウェイトを占める部分です。
そのため、普段からゲニステインを含む味噌や豆腐などの大豆製品を積極的に摂取するようにしたいものです。
しかし、効果を早く期待したいからと一日に大量のイソフラボンを摂取する人がいますが、
イソフラボンの過剰摂取は子宮内膜症を発症させるリスクが上げることになりますので、適量を毎日継続して摂取していくことが大切です。
こちらのサイトにもイソフラボンとガンとの関係について詳しく書いてありますのでご覧ください。

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