納豆

大豆アレルギーがあるとイソフラボン配合の化粧水は使用できないのはどうして?

食品アレルギーは、特定の食品を口にすると体内で抗体が反応を起こし、じんましんや咳などさまざまな拒否反応が現れる症状です。
なかでも豆類にアレルギー反応を起こす「大豆アレルギー」は、症状の出方にこそ個人差がありますが、大豆そのものに限らず大豆を少しでも使っている製品にアレルギー反応を起こします。
加工されている食品なら問題なさそう、と思っても、実際に口にしたり皮膚に触れさせたりすると症状が出てしまうケースは多くみられます。

健康食品がブームになるとともに、自然素材を使った基礎化粧品についても人気が高まってきています。
人工物でないぶんお肌にも身体にも害がなく安心ということで、大豆イソフラボンを配合した化粧水も登場し、徐々に注目されはじめています。
このような化粧水や豆乳ローションの使用は、大豆アレルギーをお持ちの方についてはアレルギー症状を引き起こすおそれがあるため注意したほうが良いでしょう。

「皮膚につけるだけだし、体内に入らなければ大丈夫では?」と思う方もいるかもしれませんが、アレルギー症状は人によってさまざまです。
触っただけでもかゆみや赤みが出る方もいますから、まずはパッチテストを皮膚科で行うなどして、イソフラボン化粧水が使用できるかどうか医師の判断を仰ぐと確実です。
もしも使用をおすすめしませんと言われてしまった場合は、医師の指示に従い、大豆以外の成分の化粧水を使うようにしましょう。

自宅でイソフラボン配合のローションを製作する際も、市販品同様に注意が必要です。
大人ばかりでなく大豆アレルギーはお子さんや高齢の方でも発症し得るものですから、イソフラボンローションを作る際は家族全員にアレルギー症状がないかどうかチェックしてからでも遅くはありません。
イソフラボン化粧水は保湿や美肌に良い効果をもたらし、季節の変わり目でも使えるスキンケアアイテムです。
ぜひ、家族みんなでシェアをして、ツルツルお肌を目指してみてはいかがでしょうか。

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